

私たち斎苑では、大切なご家族のご臨終から火葬までの2日間あまりのすべてを、トータルにとらえて見守らせて頂きたいと考えています。
いわゆる「宗教儀式」としてだけとらえるなら、通夜の1時間と葬儀の1時間、合計2時間だけということになりますが、本当はそれらを含めての2日間が、故人と送るご家族との本当の思い出づくりになるべきだと考えているのです。
でも、多くは参列者への配慮や親族、町内の方への配慮、食事等の人数把握、焼香順位の作成などに奔走している、いや、させられているのが現状なのではないでしょうか。
その分の時間を少しでも故人とのふれあいの時間、偲ぶ時間に当ててもらいたいのです。もちろん、葬儀が終わったあとに偲ぶこともできます、思い出すこともできます。でも、火葬を迎えるまでと、その後とでは、それこそ故人とのつながりという意味では天と地の差があるのではないでしょうか。
私たち斎苑が、まずゆっくりご遺族の話し相手をさせて頂くというのは、何より故人らしい、その方らしさあふれるお別れ会を作り上げたいからに他なりません。
そんなお話しの中から、「形式ばったのはいやだな」「一緒に入れてほしいものは」「音楽葬みたいなものもいいな」「できれば、あいつにも連絡してほしい」などなど、そう言えば、あんなことを言っていた、こんなことも言っていたという記憶が拡がるものですから…。
お話しやご希望をしっかりお聞きしたうえで、故人とご家族を真ん中に置いて「思い出の確認作業」のお手伝いをさせて頂くのが、私たち斎苑の考え方です。ですから、最初は何でもおっしゃって頂きたいのです。決りごとに縛られることなど、全くありません。